レフォルムの夜明け

【名前】カグヤ

【性別】男

【年齢】36

【所属】特別派遣教師・実践教育科

【容姿】濡れ羽色の髪は光に当たると青みが増す。長い前髪、左側に流しているがピンなどで止めているわけではないので割と顔に垂れている。肩に付くか否か程度で切り揃えられた後ろ髪、横髪も同じ長さだが何故かストレートヘアの中で唯一内巻きなので少し目立つ。少しつり目の青い瞳。顔だけ見たら学生と変わらないぐらい若く見えるが、高めの身長と軍人のような筋肉質で比べてみるとすぐ彼だとわかるだろう。服装は基本的にシャツ1枚に下はラフなカーゴパンツ。靴もスニーカーといかにも運動しそうな雰囲気。

【性格】結構雑で教師になれない向いていない様子がよくわかるだろう。しかし口でなんと言おうとも結構面倒見がよい。口は悪いし、あまり気を使わず発言するので思春期と合わせるには向かない気がするが…。気分次第では平気で生徒と喧嘩するので子供っぽさを感じるおっちゃん。
【異能力】---

【備考】例の事件後から学園に送られてきた臨時?教師。能力は使ってくれないがめっちゃ強い。パワーが生徒に比べて桁違いなので身体強化系と予測する者もいるそう。時々普通に長期間居なくなるが、本人曰く本来の仕事をしているだけらしい。本来の仕事とは?正体は?などと探ろうとしてもろくな返事は返してくれない。時々生徒に話しかけて何かを確かめているようだが…。

【sv】
「あーー、今日からお前らガキンチョ共を鍛える舞々輝夜だ。あぁー?苗字はいらねえんだったか、忘れろ、カグヤだ」
「よし、実践形式で教えりゃいいんだよな?おめぇら全員かかってこい」

「―おいお前、ソレイユって子しらねえか?あぁそうか、知らないならいいんだ」

【名前】Serpente(セルピエンテ)

【性別】無性

【年齢】16歳

【所属】風紀委員会委員長、Q寮長

【学科】普通科

【容姿】髪色はアメジスト。長めの前髪は左に流すも、一房二房顔を隠すように垂れている。くるんと内巻きの触角。胸上ほどで切られたミディアムヘアはハーフツインに、ツインテ部分は短め、目立つので少々子供っぽさを感じる。少しタレ目でまつ毛が多めの瞳はエメラルドグリーン。瞳に合わせた色のアクセサリーを身につけていることが多い。制服は以外にも着崩すことが無く横に丸い細枠のメガネをかけていることがある。私服は明治頃のような和強めのモダンファッションがおおめ。身長144cmで細めに見えるが肉付きはいい方。ちっぱい。

【性格】語尾が特徴的で、独特なイントネーションで会話をする。年齢的には微妙であるが、容姿的には十分なのじゃロリ。自分の能力で出せるお酒が大好物で、常日頃から飲酒をしているため呂律が基本回らない。風紀委員長になれるほどなのだからそれなりに規律から外れることは無いのだが、日々の暮らしを見ていると結構ろくでもない印象を受ける。多少なりとも他人を見下しがちで上に立つことを好む性格上、冷酷な判断力をもち規律を破った生徒に対する制裁に一切の躊躇がない。性格上友人が少ないが、数名友人というか奴隷みたいなのを飼っている。

【異能力】「蟒蛇」
全身から様々な酒を出して、蛇のような形を形成している間は操ることが出来る能力。常日頃飲んでいるぐらいなので放出できる量に制限は無いが、操れる蛇は常に1匹のみで、その1匹を大きくするにも時間がかかる。お酒であれば、空想上のものでも再現可能で本でしか見た事ないものでも想像で生み出すことが出来る。視界から外れれば操作不能で蛇の形状を大きく失ってしまっても操作することが出来なくなる。

【備考】つい最近の事件後より風紀委員長になった生徒。前委員長が事件で死亡後本来であれば副委員長が委員長になるところをなりたいと手を挙げてみれば何故かなれた。本人は酒が半分回っていたのであんまり覚えていないが、ミハイルが決定したのでそのまま進んでいる。彼女は今の状況をかなり楽しんでいるよう。

【sv】
「ｶｯｶｯｯｶ、どうしたのじゃ?妾はSerpente、よろしゅうのぅ?」
「ｸｽｸｽ…御先輩方を蹴飛ばしてトップに立ってしもうたからのぉ、申し訳ないの」
「くだらん。うぬのようなやつにくれてやる慈悲などないわ」

【名前】Freya Legrand（フレイヤ ルグラン）


【性別】女


【年齢】18歳


【所属】F寮長


【学科】教育科


【容姿】身長172cm。顔は若干中性的。青髪のボブカットで左目が隠れている。つり目で瞳の色は赤い。まな板。


【性格】判断力があり、冷静でカリスマ性がある。後輩や同級生などに対し、かなり仲間思いで皆から慕われている。しかし、自己犠牲が割と強く、よく無理をしがちで周りから心配される事も。特技は声真似で誰かを騙したり、冗談を言ったりする一面も。女子力が高く、乙女な所もある。


【異能力】Qui n’avance pas, recule
動物の兵隊を召喚する。動物は二足歩行で種類はランダム。兵隊はそれぞれ装備を持っており、3種類、複数体いる。兵隊のサイズは指の先から手首の付け根くらい。一定のダメージを受けると消滅する。本体から命令を受け、目の届かない所へ行くと自動操縦になり、命令を完遂するか、失敗するまで本体の元へ戻ろうとせず、本体の元へ戻って来ないと自らの解除不可能。

・銃士 マスケット銃を持った兵士。玉はBB弾くらいのサイズ。威力は手の甲くらいであれば穴を空けれるくらい。リロードには20秒使用する。数は5体。

・騎兵 馬に乗り、槍を持っている。馬はかなりすばしっこい。数は5体。

・歩兵 剣を持った兵隊。剣は切れ味の良いナイフのような物。数は10体。


【備考】寮長を務めており、仕事をミスなくこなし、成績面も優秀な優等生。戦闘面でも異能力の扱いも上手く、体術も結構得意。寮長としても優秀な人物であるが、奇行を繰り返す人物には頭を抱える事も。生野菜が苦手で、好物はハムやベーコン等、肉料理。


【sv】「私はフレイヤルグラン。F寮の寮長を勤めている者だ。分からない事はなんでも聞いておくれ。」「レーヌ…消灯時間を過ぎたハズだが…なぜ私の部屋に…」
「すまない…生の野菜はどうも苦手で…子供っぽいかな？」
「全軍突撃準備。怯むなよ、これは私の戦争だ。」

【名前】nihil

【性別】女性よりの両性

【年齢】18歳

【所属】図書委員会副委員長、弓道部部長

【学科】教育科

【容姿】数年前までは黒髪で地味な髪色であったが、現在はパステルピンクを基本に内側をスカイブルーにした。髪型は目にかかる程度で切りそろえ、後ろをゆるめの三つ編みで少し右に流れるようにゆっている。瞳は元からスカイブルーで、髪のインナーカラーはこれに合わせたものである。少々目つきが悪い。服装は基本乱さずきっちりとしているが、首にチョーカーとそれが被さって少し隠れるように蝶のタトゥー(と言っても再生力があるせいでろくに付けれないためシールだが)が入っている。

【性格】臆病者で慎重派。スイッチが入れば割と決断も早く物事をそつなくこなせるが、如何せんそのスイッチにたどり着くまでが長い。同じような選択肢をいくつも積み重ねて膠着してしまい無言になることが多々。それが立場ができてからか謎にクール系女子で見られがちで、それと同時に怖らがられやすい。実際は脳内では結構パニクってたりファンシーな妄想が広がっていたりする。髪色は怖がられて欲しくなくて可愛くしようと変えたらしい。

【異能力】『千年結晶』
手より小さいほどの半透明な白色で八面体の結晶を生成し操る異能力。硬さはそこまでなく金属とかち合えば欠けたり割れたりする程度。操れる範囲は彼女の手を中心に半径10m程度で、最大個数は4つ。片手で2つまで操つることが出来るためである。しかし操ろうとしないのであればいくらでも生成することが可能で、ひとつの結晶を生み出すのにだいたい5秒ほどかかる。生み出された結晶は劣化することがなく千年以上も美しさを保つらしいが、彼女はそれを知らない。

【備考】図書委員会の副委員長で先日亡くなった卒業生メロウの後輩の1人。その際に一緒にいた友人や後輩が数名被害に会い死亡したため精神状態が少しだけ不安定になっている。それでも何事も無かったかのように生活し循環するこの環境に若干の疑念がある模様。

【sv】
「私はニヒルと言います。あー、えっと…」
「……なんです?私の顔になにか?」
「こういうのは、馴染みやすさがでるかと…思っているのですが」

【名前】ドラル・エンフォーサ
【性別】男
【年齢】18歳
【所属】生徒会 生徒会長
【学科】普通科
【容姿】中性的な見た目で髪が長く色は白い。身長は175cmほどで線は細い。いつも制服を着ていて特にアレンジをすることも無い。いつもニコニコと笑顔を浮かべていて立ち居振る舞いも美しい。能力の影響で右頬に鱗のようなものが見える。
【性格】誰か困っていたら助けてあげて、仕事にも熱心に取り組む信心深い生徒。地頭がよく、周りにも慕われるタイプ。生徒の模範として、カミサマを信仰する者として恥じないような行動を心掛けている。食べることが好きなので食べ物を前にすると少しはしたなくなってしまう。
【異能力】『竜王新生』(ドラグニス・ノヴァ)
吸血鬼、ドラキュラは小竜公と呼ばれ、竜としての側面を強く持つ。この能力はその側面を自己に置換するモノ。腕部と脚部は堅牢な鱗に包まれ、ねじ曲がった角、強靭な尾、背中からは2対の翼が生える。竜という存在に置き換える為、肉体や性質が竜に引っ張られる。その為毒や熱といった身体能力が強化され、環境の変化に適応。あらゆる変化に耐性を持つようになる。しかし同時に理性も失っていくので、能力の使用は一日に合計5分が限界。それ以上は敵味方、生物非生物問わずその力を振るい続ける暴力の嵐となるだろう。一応炎を吐けるが、使うと解除時に喉がズタズタになるので基本やらない。でも吐く時は吐く。また、5分ギリギリまで使用すると解除時に反動で筋肉痛と尾の部分の幻肢痛に襲われる。部分的な変身は理性の消費をしない。
【備考】結構色々な所に出歩くのでこの学園で暮らす者であればどこかで1回は見たことがあるだろう。
【sv】｢こんにちは皆さん。今日もいい日ですね｣
｢ふむ…なるほど。そういう事ですか｣
｢エミリエさん、お体の調子はいかがですか？｣
｢またサボりですか？ユリウス先生｣

【名前】Alastair(アラスター)


【性別】男


【年齢】18歳


【所属】美化委員会


【学科】普通科


【容姿】さらさらとした毛質のセピア色の髪。M字バングの前髪は何本かのピンに留められており、後ろはウルフカットにしている。じとりと常に睨んでいるようなつり目は暗い赤。長い睫毛に細い眉、高い鼻と比較的整っている顔立ちだが機嫌の悪さで台無し。陽光に当たることのない肌は不健康な白。身長152cm、歳の割にかなり小さい。
チョーカーとピンが目立つが、制服は着崩していない。シャツは第一ボタンまで閉めているし、ネクタイもぴっちりと。強いて言うならば前を開けたブレザーが気になるかもしれない。足元は革靴やローファーが多い。異能力の関係上、服の背中部分に翼用の隙間が空いているが普段は目立たない作りになっている。


【性格】難あり。特筆すべき点は口の悪さだろうか。本人曰く事実を述べているだけとのことだが、出会う者全てに罵倒を飛ばすので本当に好悪関係なく本心からの言動の可能性が高い。自身の間違いや相手の長所は普通に認める辺り素直というか何というか。若干ツンデレを感じなくもない。現実主義者で顔を見せたことすらないかみさまの存在に懐疑的。勿論そんなことは一切表には出さないが。


【異能力】『Crow's Wings』
カラスのような鳥類系の黒い翼を生やし飛行する能力。
飛べる。以上。もう少し詳しく説明するならば、筋肉や骨の運動により飛ぶのではなく、翼自体に飛行能力があると言えばいいだろうか。
実体はあるし、羽ばたきなどの模倣行為は能力発動のキーになるので必要だが、それ自身は〝空を飛べる翼〟という概念である。つまるところ環境や持ち物に縛られることがない。

『A Murder of Ravens』
影のような真っ黒いカラスの群れを生み出し操る能力。
カラスの形を取っているが機能的には弾の方が近い。鳥という扱いであるため一応曲射のようなことも出来るが、その個体を放つに当たって最初に決めたルート以外の動きで飛ばすことは不可能。
対象へのぶつかり方によって攻撃を受けた側の感じ方は異なる。嘴から突っ込んだ場合は刺突、体から突っ込んだ場合は打撃、羽根から突っ込んだ場合は斬撃のように感じるだろう。
一度の操作上限は十羽、何かしらの影に全身を入らせることでカラスのストックは回復する。


【備考】同世代のフィオナに対して妙に親切。口の悪さは通常運転だが、その内容の大半が心配から来ているのはよくよく聞けばすぐに分かる。彼女とは腐れ縁とのこと。フィオナ的には幼馴染みだとか。
部活動は無所属であるが、時折手芸部に顔を出しているようだ。部室にある巨大なお菓子型クッションは彼の作品。


【sv】「アラスター。……俺はガキじゃない、十八だ。だからそのクソウザったい目を向けるな」
「文字の世界にしか存在しない至高の者たち……なあ。実在してるなら顔くらい見せたらどうだ？知の頂点って言うなら、現状が冒険物語の竜と同じレベルだと気付けるはずだろ？」
「この、クソッ、お前はそろそろ俺を抱き締めると胸が顔に当たることを理解しろ！代わりに撫でるのを許したわけでもない！飴玉も不要だ！！」

「二度と俺の前で怪我するなって言ってるだろドジ！ほらそこ、小石！お前ならけつまずくだろうから気を付けろってば」




Picrewの仄暗い少年少女様をお借りしました。

【名前】Anna Tolstoy（アンナ トルストイ）

【性別】女

【年齢】17歳

【所属】音楽部

【学科】普通科

【容姿】画像参照、肩ぐらいの赤髪を緩く巻いて前髪をセンター分けにしている。ミルクチョコレート色をしたタレ目は淡いピンク色でアイメイクされている。ピアスが左右両耳どちらも5個ずつ、毎日違うデザインのものがつけられている。160cm
制服はかなり着崩しており、短いスカートに指定のネクタイをしていない日もある。

【性格】おちゃらけていて明るく、ヘラヘラとしている。そのくせ変なところで純粋で、人を疑うことを知らないためすぐ騙されるし心の壁は0。パーソナルスペースが狭くすぐ人にくっつきたがる。

【異能力】動物（2種類、下記詳細）に変身できる。変身中も人語を喋ることができる。好きなときに変身を解くことができるが、再度使うまでには5分必要

・ネコ
・フクロウ

【備考】
成績が悪いわけではなく、素行もそこまで……悪くない……はず。なのだが。何かとパーソナルスペースが狭すぎる、スキンシップが多すぎるせいで問題視されることもしばしば。
音楽部では主にピアノ、時々アルトサックス等にも手を足している模様

【sv】
「やぁやぁ〜！なにかお困りかね？……ふむふむ…お姉さんに任せなさ〜い！」
「あは〜〜制服着崩しすぎ…？ごめんなさぁい……明日から直しま〜〜す」
「教育課に行かなかった理由？簡単だよ、年下に物事教えるなんて無理だもん！」

【名前】ディエス

【性別】男

【年齢】17

【所属】保健委員会

【学科】普通科

【容姿】よく薄い顔と言われるが確かに印象が強くない顔つきで、しばらくあってなければすぐ忘れてしまいそうなモブ感がある。動かず棒立ちでいられると結構怖い。上枠のない眼鏡をかけているが、視力が悪いことは吸血鬼では珍しいのでファッションかもしれない。制服も特にいじらず、とにかく平凡に見える。

【性格】そつなくやれることだけをこなす精密機械のような吸血鬼。欲をあまり見せないのだが、面倒事を押し付けられなんてことも上手にかわすために社交上手。自分は前に出ず支えることに特化した考えを持ち、悪く言えば他人任せなのかもしれない。時々平凡な笑みに影が落ちている気がする。慣れてきた相手には時折毒を吐く。

【異能力】
①「マグネティ」
1部の金属を引き寄せたり、逆に反発させる能力。引き寄せる力はあまり強くなくあまり大きなものは引き寄せられず、逆に自分が引き寄せられる形となる。常に単体でしか対象を指定できないため金属製の飛び道具を反発しようとしてもひとつまでである。
②「血気解放」
自分の体内にある血液を使って一時的な身体強化状態になることが出来る能力。主に肉体の強度と脚力、腕力が上昇する。血液を使用するため使用後は必然的に弱体化し貧血状態になる。

【備考】
自身の能力に合わせていつも制服の中に1本金属製の軽量ナイフを装備している。もちろん外には出さないし上手く隠しているのでお咎めは無い。保健委員であるが、仕事のみをするのと教師が苦手なためあまり保健室には立ち寄らない。

【sv】
「僕はディエスと申します。えぇ、保健委員で合ってますよ？あまり見かけないかもしれませんが」
「前は任せます。僕はこちらがお似合いなので」
「えぇ、持ってますよあなたは…とても贅沢だ。贅沢すぎる」

【名前】Fiona(フィオナ)

【性別】女

【年齢】18歳

【所属】放送委員会／手芸部

【学科】教育科

【容姿】緩やかにカールしたキャメルの髪は腰まで伸びており、作業の際はポニーテールにしている。とろりと垂れた目は優しげな水色。左目の下には泣きボクロが一つ、ただし前髪に隠れて見えにくいが。陽に当たってないにしては濃い薄橙色の肌を持ち、女性にしてはかなり高身長な186cm。ふにふにもちもちの肉付きが非常にいい体型、脂肪の下には筋肉もある。どこがとは言わないがデカい。左耳が三角に欠けているが、傷を残しているのはわざと。
豊満な身体のせいで今にもはち切れそうなワイシャツにゆるゆるに結ばれた青いリボン、動きに問題が出ないように短くされたスカートは常に際どいラインで揺れている。ブレザーは胸元が苦しいので動く時は脱ぎ、授業などの大して動かない時には着用することにしている。足元は基本運動靴だが、たまにヒールの高いものを履くので190cmを超えることもある。

【性格】見た目に似合わず小さくて愛らしいものを好む。あまりにも可愛らしいと噛み付きたい衝動に駆られがち。基本的に包容力に溢れた優しい姉のような存在、落ち着いていて控えめな淑女。人前に出るのがあまり好きではなく、一歩離れた場所で見守っていたいタイプ。人並みには社交的だがもう少し積極性を持ちたいと常々考えている。不器用で所謂ドジっ子の部類、本人は認めていない。

【異能力】『〝　　　〟』
〝針子〟に頼むことによって意思あるぬいぐるみを創り上げる能力。
発動方法は中身を用意し完成品を想像するだけ。あとはどこからともなく現れた針と糸と布によって五分も掛からずぬいぐるみが創られる。材質は不思議なことに、この世に存在しないものが使われているようだ。
しかしどんな素敵な魔法でも有限、所詮一時の幻想。長くとも六日経つと綻びが見え始め、一週間経つと朽ち果ててしまう。維持するには何度も何度も異能力を掛け直す必要がある。また、同時に存在するぬいぐるみの数が増えれば増えるほど、朽ちるまでの期間が二分の一、四分の一と短くなっていく。
中身によっては強制的にアレンジが行われ、当初の想定とは大幅に違うものが生まれることもあるため、基本的には一番癖の少ない花を使用している。

【備考】性格矯正のために幼い頃から放送委員会に所属している。所属当初より随分周りと関われるようになっているので効果は覿面。手芸部の活動では〝針子〟よりも綺麗なぬいぐるみを作ると意気込んでいるが、未だに針で指を刺している。
スカートのポケットには絆創膏やら飴玉やらがいっぱい入っているが、いっぱい入っているせいでたまに零れている。

【sv】「私はフィオナ、教育科だよ。よろしくねえ」
「どうしたの、大丈夫？お姉さんが一緒に居てあげるから泣かないで……よーしよし、ほら、飴ちゃんもあるよ？」
「痛っ、指刺しちゃったあ。絆創膏、絆創膏……あれ？ない、そんな、どうして。あんなに沢山ポッケに入れておいたのに……！」

「っ、う、可愛い……噛んじゃいたいほど可愛い……」

【名前】Serena(セリーナ　またはセレナ)

【性別】女性

【年齢】18歳

【所属】保健委員会(委員長)　お茶会部(洋式の茶道部みたいなもの)

【学科】普通科

【容姿】158cm若干耳の尖りが緩やかと感じるかもしれない。スタイルは可もなく不可もなく。長めのブルネットはハーフアップに、一重で切れ長の目は血のようなバラのような色をしている。露出は最低限で固めなものを好む。スラックスが多いがスカートもはく、膝が隠れる程度でタイツか腿まで届くような靴下必須。足元は3cm程の高さのローファー。手袋とサングラスは室内でも外したがらない。

【性格】
強気×知的×ミステリアス
誰に対しても敬語だが端々に棘が目立ち時折毒が噴出するため注意が必要。
少々気が多く、後輩や女性には甘め。別に年上や男性が嫌いというわけではない。
ある程度の敵や悪があった方が良いと考えているため悪役になりたがったり矢面に立とうとする癖がある。
基本的には友好的だがジェンダー差別をする者と、かみさまを敬わない者とは相性が悪いかもしれない。

【異能力】“薬物生成”
薬にも毒にもなるものを生成することができる。
理解できていないものや万能薬は作れないし即死級の毒を作ろうとするならば己の命が一番最初に奪われるだろう。
固体液体気体なんでも可能だが手や口など直接接する面からしか出せない。
精神状態や体調によって生成物の正確性、濃度や量が左右され、生成にかかる時間は質と量に比例する。
生成までが力なので作った後の物を操る力は無い。
毒や薬への耐性は自分が作ったものならば5~6割、そうでないなら2～3割程度。

【備考】
朝起きたらまずかみさまに祈りを捧げ、夜寝る前にも同様に祈りを捧げる。
嗜好品として血液を好み強請ることも少なくない。若い女性の血が一番美味しく感じるらしい。さすがに線引きはできているらしく、若すぎる者は歯牙にかけていないし相手に勧められても断っている。
名前の意味はある国の言葉で穏やか・落ち着きのある・晴れ晴れとした、など。落ち着いてはいるが他が当てはまるかは微妙な所だろうか。

【SV】
「セリーナと呼んでいただけると嬉しいです。セレナでも構いませんが。」
「消えることのない傷を刻もうとする日光は恐ろしいですが、かみさまに仕えることができるのならば外に出るのも怖くありません。誓いましょう、死が訪れるまで信じることを。」
「平和なのは良いことです。しかしながら平和すぎるのはあまり好ましい環境ではないと私は考えています。与えられた餌を考え無しに口にしてぶくぶくと太らされた家畜が役立つ使用人になれるとは思えませんので。」
「駄馬の能力を引き出す方法を知っていますか？　ニンジンで吊るのではありません、尻を蹴り飛ばしてやるのです。」
「あら、どこかを怪我されたのですか？　それとも体調不良でしょうか。お薬を処方しても良いのですが、先生に見ていただいてからの方が良いでしょうね。」



――貴方、私とどこかでお会いしたこと、ありましたか？